なぜ玄米?
玄米の“胚芽”の部分にビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維など人間に必要な40種類以上の栄養素が入っています。
また、白米の3倍以上もある食物繊維により腸内の余分なコレステロール・脂肪・発癌性物質や環境汚染物質(ゴミ焼却などの燃焼によって発生するダイオキシンやPCBなど)を大便と一緒に排泄する働きがあります。
毎日、口にする食事が乳幼児期において健康な体づくりの基盤となり、味覚の形成はもちろん人格形成にまで深く影響することを考えると、何をどのように食べるか、食べ方、食べさせ方を原点にもどり考えていくことが大切だと思っています。
「食は命なり」の視点にたち、命あるものを食することが健康な心と身体をつくるといくことを確認し、玄米・煮物・和え物・具沢山のお味噌汁などの和食を中心とした独自の食事を子どもたちへ提供しています。
玄米の“胚芽”の部分にビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維など人間に必要な40種類以上の栄養素が入っています。
また、白米の3倍以上もある食物繊維により腸内の余分なコレステロール・脂肪・発癌性物質や環境汚染物質(ゴミ焼却などの燃焼によって発生するダイオキシンやPCBなど)を大便と一緒に排泄する働きがあります。
◇白米と玄米 同じような環境のもと数日間観察すると‥‥
玄米は芽が出る。それだけ生命力が強いということです!!
芽が出るということは、玄米一粒に十分な栄養素がふくまれているということなのです。
添加物を使わず、昆布やかつおぶし、しいたけで出汁を取り、薄味で食材そのもののうま味を大切にしています。また、季節の旬の食材を中心に、海藻、豆類、魚など鉄分やカルシウム、ビタミンを十分に摂取できるようにしています。
しらゆり保育園では『手づかみ食べ』を大切にしています。“自分で食べる楽しさ”をたっぷり経験した子どもたちは食べることが大好きな子どもへと成長します。
食べることを通して自分の思いがかなう心地良さを感じ、どんどん食べ物に手を伸ばし、食べる意欲にあふれた子どもになっていきます。「あーんして」と口をあけて食べさせてもらうのは自分らしく食べているとはいえません。
0歳児(離乳食後期頃から)・1歳児は手づかみ食べです。2歳児・3歳児はスプーン・フォーク、4歳児から個々の指先の発達に合わせてお箸を使っていきます。指先の発達にも段階があって、練習をかさねても1歳児がお箸を持つことはできません。なぜなら、お箸を持てる指先に発達していないからです。個々の指先の発達段階にあわせて、食具を持つようにしています。
3歳以上児になると、絵本の世界をそのまま実体験へ、食育活動の幅が広がっていきます。
「えほんといっしょやなぁ」と絵本で見たことを実際に体験することで学ぶことも増えていきます。
「行事食」とは、季節ごとの行事の時に食べる特別な料理のことです。また昔から受け継がれてきた伝承行事、日本人として忘れてはいけないこと、時代の変化とともに薄れゆく大切なことを子どもたちへ伝えています。家庭で食べるのとは違い保育園で、先生やお友だちと食べることにも意味があります。しらゆり保育園では、行事食も食育活動の一つとして大切にしています。